休日だけ眠れない…変則的な不眠を改善した〇〇の効果

私は28歳独身のごく一般的なサラリーマンです。仕事から帰宅し、ベッドに横になった瞬間、深い眠りに落ちてしまう。そんな不眠症とは無縁だった私が、眠れない日々を過ごすようになったのは３年前のことです。

• 休日だけまったく眠れない

３年前、同窓会で久々に顔を合わせた高校の同級生と、草野球チームをつくることになりました。その代表として、私がチームを指揮することになったのです。

最初の頃は、休日に楽しく練習をするだけでしたが、次第に物足りなくなり、試合をしたり大会に出場するようになりました。「今週の試合ではどんな采配をしようか？」、「次の大会ではこの作戦を試してみようか？」…

週末が迫るにつれて、チームの運営について、頭を悩ませることが増えていきました。平日はすぐに眠れるのに、休日になると途端に考えごとが増え、次第にまったく眠れなくなっていったのです。

不思議なことに、チームの運営は苦痛というわけではなく、むしろやりがいを感じていたため、休日を迎えることが楽しみでした。例えるなら、遠足の前日のような興奮が増幅している状態です。

悪いストレスを感じなかったからこそ、自分が不眠状態であることに気づくことができませんでした。そんな休日だけ眠れない日々は約3年間も続いてしまいます。

• 負の連鎖

ベッドに横になっても、頭の中ではぐるぐると考えが廻っている状態で眠れません。考えれば考えるほど興奮状態は増していき、長い間考え続けた結果、最後は疲れ果てて眠りにつきます。

日によってはすぐに入眠できることもありますが、目覚まし時計よりも2時間以上早く目覚めてしまい、二度寝もできないほどの興奮状態に陥ってしまいます。

無理やり眠ろうとしても、夜のように考えが頭の中を廻ってしまい、結局眠ることはできません。寝不足の状態で過ごす休日は、イライラしたり、日中に眠くなることが多く、野球でもミスをすることが多々ありました。

結果的に、頭の中で考えていたような良いイメージでは活動することができず、毎週日曜日の夕方は不眠とイライラで、平日を迎える絶望感に苛まれてしまいました。

そんな時、「サウナが不眠症の改善に効果的」という記事をネットで発見しました。早速、物は試しと、休日前にサウナへ行ってみたところ、燃えるような暑さと水風呂の冷たさの繰り返しにより、乱れていた自立神経が整い、驚くほどすぐに入眠することができるように改善しました！

サウナには疲自律神経の乱れを整え、疲労回復や睡眠の質を向上させる効果があったのです。また、サウナに入りながら瞑想を行うことで、一切の雑念を排除することができ、遠足の前日のような気分をいつしか感じなくなっていきました。

• 不眠で悩む方に伝えたいこと

私のように、嫌なストレスではないけれども、プレッシャーや緊張で眠れなくなる人もたくさんいると思います。考えごとをゼロにすることは簡単ではありませんが、不眠を改善するために何か1アクションできたのであれば、自分を褒めてあげましょう。