SLEEP BASE「人生の三分の一の睡眠を快適に」

きっかけは自分がちょうど４０歳になった２０１８年です。当時、今より太っていた私は寝るときのいびきと寝起きの腰痛にさんざん悩まされていました。

自分の体の疲れがとれて熟睡できる寝具がなかなかないことに悩んでいました。そのため、寝具のみならず、睡眠に関してや運動や食事に関して、調べ始めました。

「自分自身が悩んでいることは他の人も悩んでいるに違いない。アメリカのMATTRESS VENTURE 「Casper」の存在を知り、ウレタンを中心に作られたノンコイルマットレスのメーカー直販の形態を考えつきました。

今、SDGsとは「Sustainable Development Goals（持続可能な開発目標）」が世界的に推進されていますが、海外の寝具業界では廃棄が大変で、金属のコイルが処分に困るため専用の処理施設が必要なコイルマットレスから、環境に優しく廃棄が一般ごみでもバラバラにすれば出せるウレタン中心のノンコイルマットレスが主流になりつつあります。

これは身体にいい上に環境に優しく、時代のニーズにマッチした事業になるに違いないと確信しました。それから、学生時代からの友人の外資系コンサルタントに事業企画書と相談を持込みました。

それと同時にこの話に協力してくれるウレタン加工業者さんにも出会いました。それからウレタン加工業者さんと2人３脚で工場の一区画で試作を繰り返しました。

やがて家族や会社、関係する業者の方などの協力してくれる人がどんどん増えてきました。２０２０年１月、最初の三つ折りマットレスを世に出しました。皆さん使ってみて、物自体や使用感はよかったものの、評価はいまいちでした。

開発中の試行錯誤や製品を使った人や現場の声から、「機能、デザイン、価格設定」の重要性を実感しました。「どんなにいいものでも良さが伝わらないとい意味がない。必要としている人に伝わらなければならない。」仲間のアドバイスからその大事さを実感しました。

商品ラインナップを一新し、商品の種類と価格帯を大幅に増やし、その人のニーズに合うように幅広い間口を用意しようとと強く実感を持ち、手軽に手に取ってもらえる価格の製品からそろようもっと多様な睡眠のニーズにこたえられるようにしようと軽く三桁に及ぶ試作の中からもっとも評判がよく自信のある製品だけを残しました。

皆さんが望む、健康と長寿、美容と若さ、仕事の成果と成功に食事と運動がプラスに働くことは知っている人が多いし、ヘルスケア業界ではそれに関連するパーソナルジムなどの産業が盛んですが、意外と食事と運動と同じかそれ以上に睡眠が自分が人生で欲しいものを大きく左右することを知らない人が多いと感じています。

自分に合う寝具や合う睡眠環境を整えて、睡眠自体を改善しないと、食事や運動を改善してもそれらによる自分自身の望む成果である健康と長寿、美容と若さ、仕事の成果や成功は十二分に享受できないのです。

これは太っていて、自分自身が睡眠の後の腰痛に悩んでいた自分の体験からとても感じることです。ある程度の年齢に行けば行くほど、健康と長寿、美容と若さ、仕事の成果と成功は手に入れるどころか維持することも大変と感じる人は多いと思います。

こんなこと言う自分自身、実は太っていた３０代は階段の上り下りで動悸や息切れをして、このままではいけないと思いながら、なかなか自分を変えれなかった苦い思い出があります。

４０才を機に本格的なウェイトトレーニングを始めて、体つきだけでなく、筋力の最大出力も２０代の倍以上になりました。１日の筋肉の消費熱量が増えたため、体脂肪率も１０％近く減りました。

けれど、そのウェイトトレーニングの成果も良質な睡眠をとっていなかったら結果が出なかったでしょう。文字通り、自分の体で実験してみました。３０才を過ぎると、体を若返らせて、筋肉や骨を強化し、免疫力を高める体が作る若返りの薬である「成長ホルモン」の分泌が大幅に下がります。

２０代までは何もしなくても「成長ホルモン」は十分な量分泌されますが、３０才を過ぎて成長ホルモンの分泌量が減る一方になると「睡眠」と「運動」のみが、「成長ホルモン」を自然に多く分泌するのです。「成長ホルモン」がお肌を綺麗にして、ぴちぴちとしたお肌にするのです。

それなので、何才になってもお肌が綺麗でスタイルがよく若々しい人への近道は良質な「睡眠」と「運動」をとることでしょう。

そんな様々な「睡眠」とそれの素晴らしい効果や、「睡眠」と何を組み合わせたら自分がもっとも望むパフォーマンスが得れるかとか、自分にとって良質な「睡眠」を提供してくれる寝具も含めた環境についてとかについて書きたいと思いました。

「SLEEP BASEを人生の三分の一の睡眠を快適に変えるパートナーとして」あなたの睡眠ライフを快適にするために、SLEEP BASE MAGAZINEを睡眠ライフの取扱説明書としてぜひ活用して欲しいと思って筆を執ります。

「SLEEP BASE製品の基本設計思想 は、「寝ること」が人生の喜びになるように。もっと多くの人の睡眠ライフを快適にしたい」。

この思いから始まり、基本設計と価格を「基本の側地から芯材までとことん人に優しい設計にこだわった、体にフィットする寝具をお手ごろ価格で」にした新しい商品ラインナップにしようと決心して、それぞれの製品開発にかなりの試行錯誤をしました。製品の中で一番思い入れがあるのはMATTRESSとPILLOWだろう。

MATTRESSは、持ち運びのしやすさと寝心地の良さを追求して、異なる芯材の三層構造、三分割マットレスにしました。いろいろな海外のライバル製品のいいところは謙虚に学び、いろいろな人の意見を取り入れて、今までにない幅の硬さを三段階で設けました。

本当にこれぐらい、その人の体によって求める寝具の硬さが違うのだ。私自身は、MATTRESSの素材にメーカーさんに寝具としてはまず使われない、ほとんどの寝具メーカーが存在さえ知らない素材を使うことに行き着いた。

今、私自身が毎日使っているのは、高級ワインやブランデーの衝撃吸収材として使われる高級超高度素材を特別に使ったADVANCED　HARD　MATTRESSを使っている。これは数十の試作の末に行き着いたブルーオーシャンのマットレスだ。軽くて超高度。

普通の市場で出回っている一番硬い高反発マットレスよりもはるかに硬い。でも、合うマットレスがなくて畳や床で寝ている人やアスリートみたいな体がめちゃくちゃしっかりしている人にはたまらないらしい。三層構造で通気性、クッション性、高弾力、高反発の異なる機能をすべて両立させた。

ウレタンの原価が高く、わざわざ取り寄せなきゃいけない素材のため、比較的リーズナブルなSLEEP BASE製品で一番高い。でも、これでないと安眠できない、柔らかすぎると沈んで腰が痛くなる私みたいな人にはぴったりなのです。

もう一つはPILLOWだ。フォルムと構造にこだわり、こちらは年間とうして硬さの変わらない高級低反発素材を贅沢に使った。普通の低反発素材は年間で極端に硬さが変わるので寝具に向いていないと感じるものが多かったから、こちらの素材も合うのを見つけるのに苦労しました。

私と同じようにいびきに苦しみ、ちゃんと息ができてないから健康に深刻な影響が出てしまう睡眠時無呼吸症候群ぎみの人のために気道が広がり、いびきに効くフォルムを追求し、向きを変えれば高い方も低い方も使えて一つの枕で何度もおいしい枕を考案した。

もちろん、だれでも買える価格で。このため、軽く数十の試作はウレタン加工業者さんにかなり苦労してもらいました。このフォルム絶対３D加工しているだろうと思った人！全然違います。MADE IN JAPANの職人芸のたまものなのです！！

FUTONやAIR BASEは類似商品の大手の定価と比べてメーカー直販のじぶんのところでもっと良くてお手ごろなのがほしいというみなさんの声を反映して作りました。単体で敷いてもよし、マットレスとかに足してもよしです！柔らかさと寝心地の良さを足すならFUTONで通気性と反発力を足すならAIR BASEです。

「SLEEP BASEは、「こんな寝具今までになかったけど本当は欲しかった」を実現したいです。」