「良質な睡眠は究極の美容法」

美肌を保つために重要なホルモンのひとつが「成長ホルモン」です。

成長ホルモンはその名の通り身長を伸ばし、子供の成長には欠かせないホルモンで、大人にとっても「細胞の修復」や「疲労回復」という重要な働きがあります。

成長ホルモンは肌を生まれ変わらせる働きをします。「美肌を保つためにも、成長ホルモンの分泌を促す睡眠はとても重要なのです。」　３０才を過ぎると、体を若返らせて、筋肉や骨を強化し、免疫力を高める、体が作る若がえりの薬である「成長ホルモン」の分泌が大幅に下がります。

２０代までは何もしなくても「成長ホルモン」は十分な量分泌されますが、３０才を過ぎて成長ホルモンの分泌量が減る一方になると「睡眠」と「運動」のみが、「成長ホルモン」を自然に多く分泌するのです。そのため、不規則な生活で十分な睡眠がとれない場合、十分な量の成長ホルモンが分泌されず、皮膚の細胞修復ができにくくなるのです。

美肌を保つには、規則的かつ十分な睡眠時間をとることがとても大事と言えます。

「メラトニン」は日中、太陽を浴びたり、運動したりして生成される幸福物質「セロトニン」を元による生成されますが、メラトニンは夜間から睡眠中に最も多く分泌され、上記の成長ホルモンの分泌を促し、ビタミン以上の抗酸化作用で身体の中を錆びさせなくします。

（老化させなくする）また、睡眠の質を決めているのがメラトニンのため、多く分泌されると、睡眠の深さと長さが安定した質の良い睡眠をとることができ、美容効果も高まります。

夜にメラトニンのもとになるセロトニンを分泌させるためには、朝起きたら、太陽の光を浴びることと、日光に当たりながらの軽い運動がいいです。それによりセロトニンの分泌が促され、夜、メラトニンに変わり質の良い睡眠をとれるようになります。

まさに身体の中からキレイにしてくれるため、「成長ホルモンとメラトニンは天然の美容液」と言えます。

睡眠不足は肥満の原因にもなります。これは多くのデータが出しています。

なぜ、「睡眠」をとらないと太りやすくなるかというと、睡眠時間と食欲は密接な関係にあるからです。睡眠不足だと、食欲をコントロールするホルモンのバランスが崩れます！食欲を抑制するホルモンのレプチンが減る。

食欲を増進するホルモンのグレリンが増し、食欲がいつもより、25％増すといわれており。しかも、いつもより、甘いものやお菓子が食べたくなります。

これは寝不足で食べすぎて太ってしまった経験がある人なら、わかるでしょうが、寝不足でストレスを感じているとき、糖質をとると幸福物質「セロトニン」が分泌され、気持ちを落ち着かせてくれるからです。

これに依存すると大量に糖質をとるようになり、さらに寝不足だと糖や脂質の代謝が減るからきちんと寝ている人よりただでさえ同じ食事量でも太ることになり「肥満への悪い循環」が止まらなくなります。睡眠時間6時間以下の寝不足だと通常より、摂取カロリーが385キロカロリーが余計に増えます。

通常の成人の必要カロリーは、１４００～２０００キロカロリーと言われていますので、ちゃんと寝た場合に比べて、毎日約2割も余分に食べていたら、当然、あっという間に太ります。また、十分な睡眠をとると３００キロカロリー消費します。

つまり、十分寝るだけで、十分寝ない場合に比べて約７００キロカロリー、成人女性の１日に普通にとる摂取カロリーの３０％から５０％が抑えれれるのです！まさに「快適な睡眠は、美容とダイエットの最高の味方」と言えます。