医療大学での厳しすぎる単位取得と彼女の男の影で不眠に

体験談です。現在薬剤師をしております。学生時代悩み、不眠になった原因を赤裸々に投稿させていただきました。誰かのお役に立てたら幸いです。

目次

  1. 不眠になってしまった原因
  2. 不眠に対して行なってきたこと、気をつけていること

不眠になってしまった原因

私が、初めて睡眠状況が悪くなったのは、大学生の時です。大学入学して一人暮らしを初めていた最中、今まで経験したことがなかった不眠というものを経験しました。布団に入っても寝付けないということが1日だけではなく数日、数週間、数ヶ月と続くようになっていきました。原因について考えられる点をリストアップし整理して原因について考えてみたいと思います。

 

・急激な環境の変化

・将来の進路への不安

・大学の単位取得に対する規律

・恋愛事情

・生活習慣の変化

 

①急激な環境の変化

ずっと実家で暮らしていたのですが、大学進学とともに一人暮らしを始めました。今まで身の回りのことをすべて母親にやってもらっていたせいもあり、掃除や炊事、洗濯の生活の基盤をすべて自分でこなさなくてはならなくなりました。

 

洗濯機の回し方すらままならなかったレベルだったので、どれだけ苦労したかは目に浮かぶと思います。今までの生活との急激なギャップが原因の1つとして挙げられます。

 

②将来の進路への不安

大学は専門的な分野に進学しました。卒業と共に国家試験があり、試験に合格して晴れて社会人生活を送れるというハードルがありました。そのプレッシャーなども日々感じながら生活していたので精神的に張り詰めていた状態であったことも原因の1つだと考えています。

 

③大学の単位取得に対する規律

大学の授業はカリキュラムが決められており時間割もあらかじめ決まっていました。週5日毎日1限から夕方までびっしりと授業や実習があり、レポート提出などに追われて夜遅くまで残っていたことも少なくありません。当たり前ですが単位を落とすと留年になるので定期テストの付近はストレスがかかっていたかもしれません。

 

④恋愛事情

大学在学中には人並みに恋愛もしました。相手は同じサークルに所属していた女の子で同じ女の子に対して結局1年〜1年半ほどの期間想いを寄せていた時期があります。

 

恥ずかしい話ですが、サークルで会うときやキャンパス内で会うとき以外でもその子のことが頭から離れなくなってしまいました。話が合う子で私に対しても自然体で接してくれ、頻繁に連絡もくれていたので、その子には付き合っている彼氏がいましたが、長い間諦めることが出来ずにいました。

 

ある時告白もしましたがその時は断られ、ただ理由が曖昧で、断ると友情が壊れると思ったのか私が傷つかないような言い回しでやんわりと返事をしてくれました。今になって冷静に考えれば簡単にわかることなのですが、その時は自分にも可能性がると過信してしまい、気持ちを断つことができませんでした。

 

結局、その後も気持ちを伝えては断られを3回ほど繰り返してさすがに懲りて諦めることにしました。諦めるまでの期間中にはその子が彼氏と別れたり新しい男の影が見えたりと色々あったので、女々しいですが、私自身も悩んだり人に相談したりしていました。その期間中はかなりナイーブだったので精神的にかなり乱れていたことを思い出します。

 

⑤生活習慣の変化

大学生になり一人暮らしを始めたため、門限というものが全くなくなりました。夜遅くまで友達と遊んだり飲みに行ったり、また居酒屋などのアルバイトで深夜まで仕事したり、生活リズムが崩れることもたびたびありました。昼夜逆転していたような時期もあったので規則正しい生活リズムでなかったことも重要な要因であると考えています。

 

一人暮らしを始めた兼ね合いで食生活もだいぶ乱れていました。インスタント食品やコンビニの弁当なども結構な割合で食べていました。また、一人暮らしになった開放感からなのか、喫煙も始めました。タバコが生活の一部になってしまって健康も害してしまったことや、ニコチンによる覚醒作用で睡眠を妨害してしまっていました。

 

当時の生活習慣の乱れから体重も増え、肥満傾向になってしまったことも良質な睡眠から遠ざけてしまっていた要因だと反省しています。

不眠に対して行なってきたこと、気をつけていること

以上のことが自分なりに考えた不眠の原因です。布団に入ってもすぐには寝付けず、いろいろなことが頭を巡ってしまい考えているうちに目が覚めてきてしまいます。そしてとりあえずタバコを吸いに行く、それによりさらに睡眠を妨害してしまうという負のサイクルです。

 

なんとかしようと試みたのが運動です。肉体的に疲労させれば眠りやすくなるだろうという発想でジムに入会しましたが、結果はうまく行きませんでした。体はとても疲れているのに頭だけ別人のように冴えているという不思議な状態でした。次に試みたのが寝つきをよくする薬です。結果は効果がありませんでした。

 

夜更かしをしないようにしたり、居酒屋のバイトをやめて深夜の活動を控えたり、寝酒を飲んでみたりしましたが良くなる気配はみられませんでした。

 

現在は卒業し、国家試験や単位の悩みや、心配はなくなりました。結局は様々な原因が重なったからだと思っています。私は、医療機関を受診して強い睡眠導入剤を処方してもらうことは、最終手段と考えています。

 

今は、自分に合った寝具の見直し、生活習慣の改善や禁煙、運動をすることを意識して生活しており、十分な睡眠はとれています。些細な悩みから人は簡単に不眠になります。こういったサイトでもいいので、多くの方に聞いてもらってください。最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

SLEEP BASE MAGAZINE 編集部

編集長の安田 信達です。「快眠器具」を開発研究しています。趣味は「運動」です。筋トレにはまっています。自分自身の体験も活かしながら「睡眠」と「運動」の関係を日々研究することに励んでいます。


副編集長の安田 明道です。眠りがいかに大切なものかをご理解頂くと共に、睡眠に悩む方々に”楽しい眠り”をご提供させていただきます。

SLEEPBASE MAGAZINEが、読者様の睡眠を豊かにすることにお役にたてたら幸いです。
編集部一同 https://sleepbase.jp

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