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大好きだった恋人からの突然の別れ話…
私には大学生時代から6年間お付き合いをした恋人がいました。私の人生で初めてできた恋人で、一緒にいると心が落ち着く大切な存在でした。大学を卒業し、お互い社会人になっても関係は続き「わたしはこれからも彼とずっと一緒に生きていくんだ」と、そう思っていました。
そんなある日、彼氏から話があると呼ばれ言われた「別れよう」の一言。私の他に好きな人ができてしまったということが理由でした。突然の別れに頭が真っ白になりました。
・失恋のショックで眠れない日…
失恋してからはしばらく現実が受け止められず、ひとりの時間ができると彼を思い出してはずっと泣いていました。彼がいるのが当たり前だった毎日から急にひとりになると、心にぽっかりと穴があいてしまった感じがして、自分の存在の意味もわからなくなりました。
夜はベッドに入っても、自分が振られてしまうような女性であるという反省と、彼にもっとできることはなかったのかと後悔を考え時間が過ぎていきました。「わたしがもっとこうしていれば、彼は離れて行かなかったんじゃないか…」「本当は彼を傷つけるようなことを私がしてしまったから、振られたのかも…」そんなことをぐるぐる考えては、日々の睡眠時間はどんどん短くなっていきました。
・眠れないことで生活にも支障が…
失恋のショックに加え、夜眠れなくなってしまったことで、精神面にも体力面にも影響が出るようになりました。昼に襲ってくる眠気のせいで仕事に集中できずミスを繰り返すようになり、頭痛や吐き気、めまいを感じるようになりました。
朝、鏡を見た時にゾッとしたのは、目にはクマができ、肌がボロボロになった自分を見た時でした。毎日7時間眠れていた頃の、健康的な自分はそこにはいませんでした。
大切な人は失ってしまったけれど、それをずっと引きずっていくわけにはいかない
数ヶ月たつと「大切な人は失ってしまったけれど、それをずっと引きずっていくわけにはいかない」と少しずつ冷静に考えられるようになってきました。
しかし、眠れない生活に変わりはありません。「毎日快適に眠れていた頃の自分を取り戻したい!」そう決心したわたしは、3つの快眠方法を取り入れました。
・生活に適度な運動を取り入れる
普段デスクワークの私は、肉体的な疲労があれば眠りやすくなるのではないかと考え、仕事の帰りにジムに通いはじめました。1時間ほどの短い運動ですが、これはとても効果的でした。体を動かして汗を流すことで、疲れて早めにベッドに入りたくなりましたし、夜中に目を覚ますことも少なくなりました。
それに加え、運動した後は爽快感があり嫌なことも忘れさせてくれるので、精神的に落ち込むことも少なくなりました。
・抱き枕をベッドに置く
恋人と別れてからは夜は何かと不安になる時間で、「誰かにそばにいてほしい」と寂しさを感じ、眠れないことがありました。その寂しさと不安な気持ちを落ち着かせる方法はないかと調べたところ、抱き枕は安眠効果のあるグッズだということを知りました。
抱き枕がないと眠れない人の中には、過去に恋愛で辛い体験をした人も少なくないそうです。寝具屋さんで見つけた抱き枕をベッドに置いて、抱きしめながら眠ってみるとその安心感にびっくりしました。
人には「抱き枕で寝ている」とは少し恥ずかしくて言えませんが、ふかふかの抱き枕を抱きしめて眠る時の安心感は大きく、今では手放せないグッズになっています。
・リラックスできる香りを枕元に
夜眠る前には、リラックスできる状態を作ることで、眠りに入りやすくなります。そして香りには自律神経のバランスが整い、副交感神経が優位になることによってリラックス効果があるということがわかっています。
香りのグッズといえばアロマやお香がありますが、私が選んだのは、ラベンダーの香りがするアロマです。私はディフューザーを買うのではなく、タオルを引いた枕にアロマを1〜2滴垂らすようにしています。
ディフューザー代がかからないので手軽に始めることができ、睡眠にも効果的です。ベッドに入って目を瞑ると、ほのかに香ってくるアロマの香りは心を落ち着かせてくれ、自然な眠りへと導いてくれます。
・小さな一歩で、眠れる日はきっとくる!
わたしのような失恋体験に限らず、何かに傷ついたり悩んでいることがあって眠れなくなってしまった方は、たくさんいると思います。
私はそのショックを忘れさせてくれるような時間を作ったり、安眠効果のあるグッズを取り入れることによって以前の快眠生活を取り戻しました。
失恋の傷も癒えて、今では楽しくて健康的な日常を送っています。眠れない方は、まず簡単なことからでも試してみることをおすすめします。小さな一歩を踏み出すことで、きっと快適に眠れるようになっていきますよ。
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